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第三章☆二度目の部屋探し:35.まさかの引越し決定

そんなこんなであと数ヶ月でこの部屋を借りてまる2年、契約更新が近づいて来ました。
そんな時、なぜだか突然、結婚することになってしまいました。
数ヶ月前にはこれっぽっちも予想していなかった事態です。しかも私は、9月で今の派遣先の契約を打ちきって貰おうと思っていました。色々と学ぶことが多かった職場でしたが、これ以上いてもあまりスキルアップにはなりそうになかったし、仕事があるから残業しているのに、上の上のほうの上司は、他の暇そうな派遣の同僚と私を比べて残業が多すぎるだのケチをつけるので嫌気が差したのです。
次の仕事のアテはまったくありませんでしたが、前々から参加したいと思っていた長期の講習会がタイミング良く始まる事がわかったので、いい機会なのでやめてしまおうと思っていました。
それなりに貯えはあったので数ヶ月仕事しなくても生活出来る状態でした。
そんな時に、ほんとにいきなり結婚する事が決まってしまいました。式は来年です。
そのとき結婚相手は、会社の寮に住んでおり、それは千葉の習志野というところにありました。西横浜まで車で来てくれるのですが、仕事がかなり忙しい上に長距離のドライブはかなり辛かったようです。
更新料を払って今の部屋に住みつづけてもどうせ来年になったら引っ越さなければならないし、もったいないし、東戸塚に通わなくてよくなるのなら、自分が寮を出るので千葉に部屋を借りて一緒に住もうと提案してきました。
千葉・・・・・・・それは今までの部屋探し生活の中でも、まったく対象になっていない地域でした。

だって、遠そうだし不便そうだし仕事もあんまりなさそうっていう印象があったんです。。
実際、今までの仕事でも、私のやっている職種は千葉での求人ていうのはほとんどなくて。
住もうなんて全然思ってもいない地域だったので、相場もよくわかりません。正直いってかなり乗り気じゃありません。
何故千葉なのか。それは、相手の勤務地が幕張だったからなのです・・・・。
とはいっても、幕張でじっとしていることはほとんどなくて、三鷹に出張することが多いとか。
それだったら何も千葉じゃなくてもいいじゃない、横浜だって、と思ったのですが、彼にはもうひとつ千葉にこだわる理由があったのです。
彼の趣味はサーフィンだったのです。それも夏だけサーファーじゃなくて、雨が降ろうが雪が降ろうが波があれば毎週のように海に入るという、かなり気合の入った趣味でした。
千葉に住んでいた彼は南房総で主にサーフィンしており、神奈川なんかに住んだ日には、通うのはかなり大変です。なのでどうしても千葉に住みたいらしいのです。
仕方がありません。住む場所については折れました。しかし、二人分の収入で借りる部屋なんだから、今よりはかなり広くて良い部屋が借りられるであろう、それを楽しみにしよう。私は楽観視していました。
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