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第三章☆二度目の部屋探し:6.桜木町の不動産屋にて(3)

約一週間ほど待って来た回答は、「(買った人が)やっぱり自分で住むことにした」でした。
がっくりです。でも、これだけ便利なところにある物件なら、やっぱり自分で住みたいですよね。
しょうがないです。Nマンション、丁度バブルがはじけた頃のもので、なかなか買い手がつかなかったらしく、他の部屋もかなり空いていました。周辺の家賃相場を考えても、今でもそう安くはないはずです。10万でも借りられるかどうか。。借りることが出来なかったので、すぐに申し込み金3000円は返却してもらいました。
NマンションはJRと相鉄線の線路沿いにあったので、通勤途中、電車の中から目にはいってしまいます。
「ここに決まったらよかったのに。。。」と思いながらうらめしく毎日眺めていました。

そして次に紹介されたのはAマンションでした。
最寄り駅は京浜急行線の八丁畷駅です。川崎に近いこの駅、JRとも接続していますが、急行が止まるわけでもなく、ちょっと不便なところでした。
静かな駅を降りてしばらく歩いていくと、Aマンションが見えてきました。
もうすぐ築20年を迎えようかというこのマンション、見た目もかなり旧いです。
このマンションの特徴は、ベランダがないかわりに、『サンルーム』があることです。
中に入ってみました。ここでまず、間取り図と現状が違うことに気が付きました。
とはいっても、大幅に間取りが違うわけではなくて、柱があちこちに突き出している為に、間取り図よりも狭かったんです。しかしまあ、そんなに広くない間取りなのに、こんなにあちこち柱や梁が突き出していたら、ヨドコウハイベッドの置き場がありません。この時点で気持ちはボツでした。

角部屋だったこともあり、小さい窓もついていたりして、部屋の中は結構明るく感じました。
なんといってもサンルーム、足元までガラス張り。見晴らしも良いです。
しかしこんな築約20年の物件のサンルームです。マンション全体も、そんなにきちんと管理しているわけではなさそうだし、ちょっと怖いです。そして、更に不安を増幅させたのは、サンルームと部屋との仕切りがお粗末だということです。襖一枚です。。。
冬の寒さや、サンルームの上下にある避難用ハッチからの外敵の侵入にどうやって対応すればいいんでしょう。
台所は広かったんですが、収納力がいまひとつ。台所のスペースを部屋にまわして欲しい。。。

というわけで、あっさり諦めて帰宅しました。
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